オリッシイについて
オリッシィについて
オリッシィは12世紀頃、東インドオリッサ州で発祥した踊りです。ヒンドゥーの神ジャガンナート(宇宙の主)寺院においてマハリと呼ばれる女性たちが日夜舞を奉納していたのがその起源です。
マハリは寺院に暮らし、神様のためだけに踊っていた事から神の花嫁とも呼ばれていましたが、この伝統は数百年もの長い間続きました。
しかしその後時代の流れの中で幾度か衰退の危機を向かえますが、偉大な芸術家(故グル・ケルチャラン・モハパトラ他)の尽力によって、その危機を乗り越える事ができました。
モハパトラ師は昔、ゴティプア(少年たちのオリッシィのグループ)に入っていましたが、その自らの経験と寺院の彫刻や残っていた文献を元にオリッシィを再構成し新たに舞台芸術としてよみがえらせました。
踊り
ヌリッタと呼ばれるステップの技を見せるものと、アヴィナヤと呼ばれる物語性のあるものがあり、それぞれ全く異なったムードを持っています。
音楽構成
歌の他に用いられる楽器は、パッカワージ(両面太鼓)、シタール、ヴァイオリン、バンスリー(横笛)、ハルモニウム(オルガン)、マンジラ(鉦)などです。
楽器の中で特に重要なのはパッカワージです。特にヌリッタの曲ではその複雑なリズムが踊り手の足の動きとぴったり一致していなければならず、その関係が1つの魅力を作り出しています。
ラーガ(旋律)とターラ(拍節)は南インドのカルナティック音楽様式からとっていますが、それらを北インドのヒンドゥスターニー音楽様式の甘美な表現と結びつけ、両者の融合した独特の表現を作り上げています。